インド飯屋
扉を開けたとたんに、香りと色彩とインド音楽にがっちり
つかまえられるインド料理店。
広い店内に、客は終始、我々だけ。
まるでマハラジャのようなディナータイムでした。
タンドリーチキン、マトンのサモサに続いて運ばれてきたのは、
たまごとマトンのカレー。
やけどしそうにあつあつの焼きたてナンですくってほお張ると、
複雑にからみ合った重厚な味と香りに
インド悠久の歴史がフラッシュバックのように、脳裏を
よぎっていく。(ような気がします)
スパイスのぴりっと効いたトマトスープ、
ひよこまめがぎっしりのダルカレーは
チーズが真ん中にとろりと仕込まれたナンで。
スパイシーの奥に辛さがしっかりと隠れていました。
マンゴラッシーで締めくくりましたが、デザートまでは
たどり着けなかった胃の容量が悔やまれてなりません。
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